採用面接の対策としてやるべき3つのこと
面接って、緊張して何も話せなくなる。
頑張って何とか会話はしてるけど、何話したのか覚えてない…
こんな人にオススメの方法を紹介します。
本記事を読むと、採用面接の準備としてやるべきことを知ることができます。
誰でも緊張しがちで何かアドバイスが欲しくなるのが、面接という場面です。
人によっては頭が真っ白になり、何も考えられなくなる人もいる程です。
どんなアドバイスをしてもらえば、面接時の緊張対策ができるでしょうか。
緊張をほぐすアドバイスとして、失敗しても死ぬことは無いとか、みんなじゃがいもだと思えみたいなアドバイスがありますが、それは大勢の前で話す時のように、やる事の流れは決まっており、その通りにやればいい時には役立つかもしれませんが、面接は面接官との会話ですので、その場によってやる事が変わってしまいます。
大切なのは前もってしっかりと準備をしておくことです。
採用面接の準備
想定問答を考える
想定問答を考えるには、まず相手の立場で考えることが重要です。
当たり前ですが、面接官は優秀な人材を採用したいと考えています。
では、その企業で優秀な人材とは、どういう人のことを指すのでしょうか?
その優秀な人材を見極めるために、どういう質問をすると見極められるでしょうか?
このようなことを考えると、想定される質問とその質問の意図が想定できるのではないでしょうか。
次にその想定される質問に対して、意図に沿った返答を考えます。
想定問答を作る際に、よく質問に対して素直に返答を考える人がいますが、せっかく想定問答を考えているのに、質問の意図を汲み取れていない返答は、非常にもったいないです。
例えば、下記のやり取りを見てどう思うでしょうか?
面接官「なにか継続的にやっていることを教えてください」
学生「中学生のころから、ほぼ毎日庭の草むしりをしています。」
面接官「なぜ毎日草むしりしてるんですか?」
学生「母親に言われたからです。」
これでは、上司に言われたことはやるかもしれませんが、自ら考えて行動できるようには思えません。
では、こちらはどうでしょうか?
面接官「なにか継続的にやっていることを教えてください」
学生「中学生のころから、ほぼ毎日庭の草むしりをしています。」
「母親に言われたことがきっかけですが、やってみると意外と面白くて、
毎回、何分で終わるかタイムアタックして遊んでいます。」
「私がやるまでは、庭が雑草だらけで定期的に業者にお願いしていましたが、
私がやるようになってからは、お願いしなくてよくなりましたので、
浮いたお金でガーデニングもやっています。」
このような回答だと、自分でいろいろ工夫して改善してることが伝わります。また、得られた成果をさらに活用するイメージも沸くので、非常に印象がいいのではないでしょうか。
経験を積む
面接は馴れの部分も大きいので、そもそも緊張しないように、模擬面接などで経験を積んでおくことも有効です。
ただし、ただ仲間内でやっていても臨場感があまりないので、想定問答を使って再現してみるなど工夫が必要です。
イメージする
自分が入社したときの光景をイメージすることは、非常に大切です。
何時に出社して、どういう仕事をして、どんな人と話をしてというように、具体的にイメージしてみてください。
イメージしていくと、必要な情報が不足していることが分かります。
そもそも何時出社なんだっけ?オフィスはどこで、通勤はどう行くんだっけ?普段の仕事は誰とどんなことをするんだろう?
こういうことを考えると、企業分析で調べないといけないことが明確になりますし、調べても分からないことは質問しなければいけません。また、自分がイメージしたものが正しいのかも確認できます。
踏み込んだ質問内容になってくるので、面接官の印象もよくなります。
さらに、イメージが確認できると、自分にとっていい会社なのかも判断することができます。
さいごに
面接だからといって、過剰に自分を良く見せようと思わないことが大事な心構えです。
ありのままの自分を見てもらうという気持ちでいれば、面接でも緊張が和らぐというものです。
事前準備さえきちんとやっていれば、あとは働きたい会社を選ぶための場所だと思えば、ガチガチになることもなく、面接を受けに行くことができます。
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