Salesforceを仕事にするための5つのステップ
手に職を付けたいけど、未経験でも始められるのかな?
Salesforceって名前聞いた事がある程度しか知らないけど、私でもできるのかな?
こんな人にオススメの内容です。
Salesforce業界の歴史は浅く、これまでITエンジニアがあまり参入していなかったため、ちゃんと準備をすれば、今からでも始めることが出来る領域になっています。
実際に私もSalesforce関連でのプロジェクトを多く実施していますが、人材不足によって案件を断ったり、未経験のエンジニアを育てながら実施したりしています。
もし、あなたがIT業界で働きたい、Salesforce関連の仕事がしたい、手に職を付けたいなどと思っているなら、ぜひこの記事を読み込んでみてほしいです。そうすれば、Salesforce関連で仕事ができるステップが分かります。
そして、あなたもSalesforceで仕事ができるようになるはずです。
ちなみに、Salesforce業界では人材が枯渇していることもあり、他業界に比べて、かなり高水準の給与体系になっていることが多く、新卒3年目や未経験1年目でも年収400万~500万はざらにいます。
まずは自己紹介です。
肩書:ITコンサルタント
経歴:ERPベンダー > SIer > 大手製造業(主に営業・コンサル)
これまで100社以上の顧客とプロジェクトを実施しており、
その半数以上は、Salesforce関連です。
これまで、ありがたいことに満足度調査では常に4.5点以上(5点満点中)をいただいており、多くのお客様は継続してご契約いただけています。
ITの基礎知識
私個人の意見としては、知識は必要な時に得ればいいと考えているので、常日頃から勉強して豊富な知識を身に着けろというつもりはありませんが、それでも最低限の知識がないと話になりません。
ですので、まずは最低限の知識を身に着けます。
基本情報処理技術者試験
IPA(Information-technology Promotion Agency, Japan:情報処理機構)が、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者を対象者像としている試験です。
この内容を覚えれば基礎知識としては十分です。
難しい内容にも見えますが、合格率が約30%となっており、非IT系企業の社会人では34%です。
また、この試験に合格しろという事ではなく、こういう知識が必要という事なので、参考書などを何度か読み込めば大丈夫です。
ちなみに、IT系企業の社会人の合格率が低いですが、これは基本情報処理技術者試験というのは、IT系に携わっている者からすると基礎レベルなのでできて当然という認識ですが、意外と幅が広く、専門外の領域については知らないことが多いことが原因だと思います。
基本情報技術者試験は、応募者数が91,700名、受験者数が66,870名、合格者数が19,069名、合格率は28.5%でした。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20191120.html
システム構成
基礎知識を身に着けたら、システムはどうやって動いているのかを理解します。
サーバー構成と役割
サーバー(server)は、和訳すると「給仕する人」「給仕人」などと訳されますが、ITでいうサーバーもほぼ同様で、何かしらの役割を持たされたコンピュータやソフトウェアのことを指します。
一般的に分かりやすいものでいうと、ビアサーバーというものがありますが、あれはビールを提供してくれる装置のことを指しています。
正確に言えばあの装置は中にあるものを注ぐ機械なのですが、人間が中にビールを入れているからビアサーバーと呼ばれています。
ITで扱うサーバーも同様で、インターネットからの通信を処理する、プログラムを実行する、データの管理をするなど、ある役割を持ったコンピュータ、ソフトウェアのことと〇〇サーバーと呼びます。
各サーバーの詳しい説明は、こちらのサイトで詳しく説明されていますので、参考にしてください。
ミドルウェア(Web、AP、DB)について知ろうアルゴリズム
アルゴリズムは「目的達成するための手順を明確にしたもの」になります。プログラミングはできなくても構いませんが、どういうロジックで処理されるのかは知っておかなければいけません。
アルゴリズムをマスターしよう!!データベース設計
最後はデータの管理方法についてです。
どうやってデータ管理をするかによって、システムで出来ることが変わってきます。目的に合った活用が出来るようにするには、データの正規化が重要になります。
データの正規化業務知識と関連システム
各部門の関連性
一般的には業務部門とシステム部門があり、さらに業務部門には、営業部門、製造部門、管理部門に分かれます。
システムを検討・導入する場合、各部門がそれぞれどういう関わり方をするのかを把握する必要があります。
例えば、Salesforceを新しく導入する場合、多くは営業部門から問合せをいただきますが、ほとんどの場合、営業部門だけでは完結しません。会社のセキュリティポリシーやネットワークなどに関してはシステム部門が関わりますし、製造部門でもサポート情報などを管理するためにSalesforceを利用するかもしれません。
企業ごとに部門の名称や役割は異なりますが、どういう部署がありそれらがどのように関わるのかを把握する必要があります。
一般的な企業のシステム構成
ほとんどの企業では人事系(給与管理、勤怠管理など)、会計系(財務管理、管理会計など)のシステムを活用している。
Salesforceの知識・経験
Salesforceとは?
米国のセールスフォース・ドットコム社が提供するサービスで、その名の通り、SFA(※1)から始まり、マーケティングやEC(※2)、BI(※3)など、CRM(※4)領域での顧客を中心とした業務支援システムを提供しています。
※1 Sales Force Automation:営業支援システム
※2 Electronic Commerce:電子商取引
※3 Business Intelligence:ビジネスインテリジェンス
※4 Customer Relationship Management:顧客関係管理
構築実践
Salesforceの開発環境はこちらから登録できます。
プロジェクトコントロール
この内容をテキストで伝えるのは非常に難しいので、各テーマについて箇条書きで洗い出しています。
要望が多ければ、それぞれ深掘りした記事を書きますので、コメントなどいただけると嬉しいです。
プロジェクトマネジメント
- 進行管理
- スケジュール管理
- WBS
- リソース管理
- リソースヒストグラム
- ガントチャート
- リスク管理
スコープマネジメント
- ロジカルシンキング
- 帰納法
- 演繹法
- 問題の本質
- 誘導
- 期待値コントロール
- 情報提供
- 交渉
- QCD
- スコープ調整
- 合意形成
- プロジェクト計画
開発対応
- 設計
- 設計に必要な情報
- 製作物
- 工数調整
- 開発工数の考え方
- 開発スタンスの理解
まとめ
- ITの基礎知識:最低限の知識を身に着ける
- サーバー構成と役割:システムを構成している要素を理解する
- 業務知識と関連システム:関連する部門とシステムを知る
- Salesforceの知識・経験:Salesforceを学ぶ
- プロジェクトコントロール:プロジェクトを管理する
この5つができれば、Salesforce業界で仕事をすることは可能です。
冒頭にも記載しましたが、Salesforce関連のプロジェクトで人材が不足しており、人員確保が急務となっていますので、興味がある方がいらっしゃいましたらこちらまでご連絡いただけると助かります。
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